11月3日。文化の日。
文化の日っぽいことをしようと思って、ずっと行きたかった横浜トリエンナーレに行ってきた。前回が2001年だったんだっけ?もう4年経ったのか〜ってちょっと感慨深かった。
今回は山下公園の倉庫が会場となっていた。
写真にもある旗が連なって飾られているところを延々と10分歩いて倉庫に行くんだけど、その行程も楽しかった。横浜の港町!っていう部分も見えて。景色もいいし。

ででで。作品。
どうなんだろうな〜。
好きな作品もいくつかあって、やっぱり生理的に受け付けないものもいくつかあって・・って感じだったかな。これは現代アートの特色からいっても当たり前のことだから受け入れるんだけど。今回は敢えて苦手そうな作品にはあんまり近寄らなかった。
社会派のもの(しかもひねくれた視点で鑑賞者をつっぱねる感じのは特に)、自己完結で終わってるもの、奇をてらっているものっていうのが個人的には苦手な部類かな。
逆に、インスタレーションに成功しているもの、単純に美しいもの、楽しいもの、日常から非現実へ連れて行ってくれるもの、新しい視点を与えてくれるもの・・・っていうのが私の好み。
今回気に入ったもの
※リチャード・ウィルソン(イギリス)
これは美術手帖をパラパラ見てた時に、惹かれた作品。まさかこんなに楽しい作品だったなんて!ってびっくりした。単純に発想が面白かった。
※ディディエ・クールボ(フランス)
ギラギラした印象の他の作品たちとは違って控えめで、センスがよかった。
日常に注目して、そこに少し手を加えて作品にしているところが好き。
※ジャコブ・ゴーテル&ジャゾン・カラインドロス(ドイツ+ギリシア)
フランスでは会話中に不意に訪れる沈黙を「天使が通った」と表現しているというところに注目して、作られた天使発見器。
ドーム状のガラスの中に入っているランプが光ると天使発見!ってことらしいんだけど。そのシンプルな発見器の見た目と、着眼点が面白いと思って。
さらにその空間に入ってきた人達がみんな天使が通る瞬間を待っているっていうのがね。作品を通して鑑賞者がつながってた。

他にもちょこちょこあったかな。
今回はフリーパスを買ったので、半分はまだ観てない。
今度行った時こそ、天使の通る瞬間に遭遇したいな(なかなか完全な沈黙が訪れなかったので、断念したのだ)

で、お金がなかったんだけど(おろし損ねたので)、中華街に行って計算しながらギリギリの状態でランチ。ビール飲みたかった・・。
次こそは!



仕事は変わらず。
隣とのコンビネーションは最悪。代理でやった仕事は全て細かいダメだしが入り怒られる。そんな彼の仕事のやり方に自分はついていけないし、一方自分のやり方と比べては自信をなくしてる。
いくら気をつけて丁寧にこなしても、まだまだ要求される。
手一杯でうまくこなしきれないんだなぁ。
ほんとに、彼のやり方が気に食わなくって大きな声で文句ばかり言ってる。聞かれたっていいんだもん。
病んでるわ〜!我ながら。
でもね、誰だっていろいろ思うところがあるのに、隠しもせず文句言ってる人ってどうなんだ?
だめだめ!ってことで抑えてると、ふとした瞬間に堪えられずに泣き出す。
こえ〜!!見境なく泣くんじゃなくって、信頼できる人の前でだけだから、そんなにやっちゃったなぁとは思わないけど。
青臭いな〜って思うな。ほんと、どうしようもない。
やつも、わたしも。
こんななかでこれからのことを考えなくっちゃいけないって、さらにしんどい。
やっぱり見切りをつけるべきなんだろうなぁ。
あ〜あれもこれもめんどくさーい!
考えるのめんどくさーい!ってことで、髪を切ってきた。
けっこう周期的に起こる現象です。衝動です。
今回はバッサリいってしまおうと思いつつ、会社でのああだこうだ(反応とか。そろそろ周りがうるさくなってきてる)がめんどくさくって、でもそんなの気にしてられるか!そもそもそういうのがいやで切りたかったんじゃないの?ってぐるぐる・・・考えた結果。
これまた衝動的にバッサリいってしまった。
バッサリいって、さらにだいぶイメージが違う仕上がりに。
なんかシルエットがまるい。肩に届かない長さで、まるい。
同じタイミングで髪を切ったふたごの妹にぼろくそに言われた。
なにそれ?なんでまるいの?って。
妹は青山のお店。ちょっと流行っぽい仕上がり。
わたしは自由が丘。ゆえにちょっと個性的?
でも会社での反応はよかった。
なんかいろいろなことが意図してたところとだいぶ違ったけど、まぁよかったな。

やっといろんな人達と会おうとする元気が出てきた。
いろんな人の話を聞いてきっかけに出来るかな?
昨日はオアシスのライブに行ってきた。
サマソニで初めて生で彼らの音楽を聴いたぴよひこ。
あの感動は忘れられません。
あの轟音。轟音の中に何もかもが詰まってるって思ったもん。
あれからCDやDVDを買ったり、どうにもならない気分の時には繰り返し彼らの歌を聴いては元気を取り戻してた!
無敵になれる気がしたもん。



そんでもって昨日のライブ。
感動がふたたび!って思ってたんだけど。
・・・あんまり楽しみきれなかった。
仕事あがりだったってのもあるし、席が前過ぎて(ど真ん中のブロックの前から4列目)音がいい感じに聞こえてこなかった。あと、周りのノリがいまいちだった。
やっぱり仕事あがりっていうのはきついなぁ。
今回は同じグループの男の子といっしょに会場まで行ったんだけど、その行程もな、周りがうるさかった。茶化されるっていうのかなぁ?苦手なんだよなぁ、そういうの。ふたりは至って普通なのに。(彼の方はそういうのをうまく笑ってのれるタイプ。いいなぁ)
さらにそのひとにふたごの妹を紹介するっていうのが面倒くさかった。ふたごといえども、私たちは世界の住み分けはきっちりしてるからな。共通の知人とかもいないし、未だかつて紹介したりとかってなかったから。
なんか、そういうのを少女マンガ並みに(昔の少女マンガ)考えちゃってたもん。
疲れた〜。別に本人らはどうも思ってないんだろうけど。
いざライブが始まっても、仕事の事とか、それまでの面倒くさいあれこれを思い返しちゃったりして、集中できなかった。
私、だめだったー!
でもでもやっぱりノエルがいい。ノエルの歌はいい。
リアムももちろんいいけど、ノエル!リアムと目が合ってたけど(よくありがちな勘違い)、あんまり声が出てなかったけどノエルが素敵だった。
「The Importance Of Being Idle」も「Mucky Fingers」も「The Msterplan」も。やっぱりすごくすごくかっこいいんだもんなー。
でもそんなこといったら「Champagne Supernova」はやっぱり最高だったし、「ROCK ’N’ ROLL STAR」も「Lyla」も「Morning Glory」もすごくかっこよかった!
ザックのドラムもアンディのベース音(お腹に響いた!)もゲムのハーモニカもかっこよかった。
もっと楽しみたかったって思ってるけどだいじょうぶ。
明日も行くから!


その後新宿で味噌ラーメンを食べた。源。おいしかったな〜。
でも全てを終えて安心したせいか、お腹が痛くなってきて大変だった。
リアム・ギャラガーより。(oasis)
メンズ・ノンノでリアム、人生について語っております。
「人生ってのは、ある大きな目的に向かってすでに設計されてるんだ。それが徐々にひもとかれていくもんだと、オレは思ってる。つまり、ひとつの道みたいなもんだよな。オレはその道を歩いてるだけさ。」
そうなんだろうな、そういうことなんだろうな〜って思った。
オレはオレの正しいと思った道を行く!とか、全て自分で選びとった道を進むべきなんだ!とかって、そういうのって違うなって思う。
正しいと思った道を進むことができない、そういう事態も必ず起こりうる。
でも、それがいいとか悪いとかってことじゃない。幸せか不幸かってことでもない。
道を歩くってことそれ自体に意味があるんじゃないかな。
受け入れて歩く覚悟を決めることに意味を見出したいな。


・・・。
ここ最近のわたしはまさしく「ロストマン」でした。(bump of chicken)
身の振り方についてずーっと考えてて。
今までのことを思い返してみても、イヤなことばかり。
上の人達のやり方に憤りを感じ、倦怠した雰囲気に慣れるのを嫌がって、潔癖にそういうことを受け入れずにきたんだけど。
未だに辞めていった人達が正しいって心から思うんだけど。
それでも、契約社員になってもうしばらくやってみようと決意しました。
現状を受け入れた結果、それが私の望むべき道だったからだな、きっと。
潔癖ではいられない、大好きな人達が導いてくれる道ではないけれど、
正しさを祈りながら歩いて行こう。



大好きな音楽たちに救われたな。
これでいいんだ!って思える力になってくれた。心強い。
あとは、大好きな人達に分かってもらえるように、頑張って思いを伝える。