「その時歴史は動いた」に感動!

今日は充実した実習でした。
やっと教育普及の現場に居るんだなと実感できた。
飼育係の方たちの周辺調査に参加させてもらった。
軽トラに網やらバケツやらを積んで、海へゴー!
地引網の要領で、周辺で収集できる魚の変化を調査します。
これはおもしろかった!
地元の人達も興味深そうに集まってくるし。
質問などに親切に対応する。知識量もハンパじゃございません。
小さなエビみたいなのとか、ハゼ、あとは小さな魚が収集できた。
展示の資料がなかなか網にかからないということで、寒い中何度も何度も海に入っていく飼育係の人達。
飼育の醍醐味と厳しさを少しだけ知ることが出来たぴよひこなのでした〜。

あとは定期的に都の小学校に送っている「おさかな新聞」の挿絵を描くことに。
「芸術学科でしょ?どう?」って。
芸術学科ではあるのですが。ぴよひこはデッサンくらいしか習ったことがないのだ。
しかも教授にめちゃくちゃ怒られた経験あり。
何だったかなー?木炭で石像のデッサンした時だったかしら?
出来上がった絵を見た教授は「お前は人と違ったものを見ている!絵は上手いが自分本位だ!」
お前は何なんだー!!と、みんなの前でわたくしを激しく批評したのです。
あまりの勢いにほけーっとしてしまったのを覚えています。
一枚の絵でそこまで人格否定されてもなぁ。
あらー。そこまで言うの?貴方。みたいな。
・・・・・・話がそれました。
しかし、パソコンもまともに使えない、魚にも詳しくない全く畑違いの私にとっては、お役に立てるチャンスだったのです!
そんなこんなで描かせていただいた。
そして係長の方から、館の基本理念などについてのレクチャーもして頂けた。
とてもシビアなお話。博物館と水族園との運営方針の相違点、学芸員の役割といった基本的なお話から、水族園の四大テーマ「教育・種の保存・研究・娯楽」の詳しい解説、そして現状、これからの見通しまで。館で目指す理想と現状との違いに苦しんでいられるようで、彼自身の中では四苦八苦して、やっとのことで折り合いをつけているようだった。
外の人間から見ると、この館はかなりそこらへんはうまく合致しているように感じるのだけれど。
今のところは。


ちょっと内面的なことを。
やはり見てる視点が違うなーとは良く感じる。
刺激的です。
そして。人見知りが激しいので結構たいへん!
早く慣れたいものです。

そういえば、飼育係の型と軽トラの荷台でお話をしていた時のこと。
「きみって面白いところに就職しそうだよね」って言われた。
それは変わった学科で勉強してるからなのか。それとも、私がちょっとおかしかったのか?
どっちなのかしら?
う〜ん。怪しい!あやしいぞ!
そして、ああ〜就職ねぇ〜・・・・と。
・・・・・・。
明日は就活!!
てんてん。