↓の名刺入れ。案外使うときはすぐに来た〜!
先週の金曜日。とある人達のファイナルコンサートに行ったとき。
ニュースにもなってた。何年か前に再結成した懐かしアイドルたちの、ファイナルのファイナル。
去年の後半から彼女らのファイナルツアーを担当したぴよひこ。
イベンターさんから是非来てくださいって言われてたんだけど、だいぶ前のことだったし、さらに担当がかわってしまっていたから微妙だな〜って思ってた。
しかし。営業さんと私の席を用意してくれてた。お話があったときにはもう席がないので、腕章でってことだったんだけど。
仕事を早めに切り上げて会場へ。営業さんに連れられて、いざ対面。
・・・・声だけじゃ分からないものですね。わたしがこの人にいつもビクビクしてたのかと思うと、ほんとにね、だまされた感がね。ハハハ。(結構迫力があって、いつもこっちの言い分を通すのに四苦八苦してたから)
コンサートはそこそこ楽しかった。すごい盛り上がってた。
うちらは関係席に座ってて、そのへんはさすがに手拍子程度だったんだけど、その他のエリアはすごかった!この温度差はステージからも明白らしくって、結構関係者席!もっとのって!とか言われるそう。内心ドキドキしてた。
営業さんふたりといっしょに行ったんだけど、やっぱり営業さんはすごいと思った。タフだし、ノリがいいし、お話は上手だし。楽しかった。
そんで最後。会場の明かりがついて、お客さんが続々と会場から出て行く中。
うちら3人だけスタッフロールに釘付けだった。イベンター側の担当者さんの名前を見つけてたり、今までのことを思い返したりして、しみじみとしました。
これを担当したことで学んだことはほんとうにたくさんあったなぁ。ふんばりどころもいっぱいあったなぁ。
そしてそして。これを乗り越えたからこそ、今に活かせてることは少なくないもんな。
最近時々、ほんとに時々だけど、この仕事の楽しさを実感できるときがある。






だがしかし。そんな前向きな気持ちを暗くするくらい、厄介な問題がふたたび。やっぱり人間関係・・。
あの人ととうまくやって行けない。とかっていう殊勝なものじゃない、不満だ。
いい加減、この手の憤りに苦しむのに疲れてきたので、今回はわたしのやりたいようにやる〜。
はぁ〜。
ここ最近ひまひまま〜ひ〜で、こんな日がな1日最高だな!だったんだけど。
最後の最後に落とし穴。
自分の至らなさを痛感して、今週のお仕事終了です。
ちょっと大きめのフェスを進めてる。
そこでのこと。
営業さん、私、イベンターさんの意見が交錯。そんななか、なぜかうちの営業さんとイベンターさんがタッグを組んでいたこと発覚。
いくら私がうちの立場を主張しても、いやいや営業さんと確認済みですよって言われちゃったらどうにもこうにも説得できない。
さらに私の方が明らかに認識不足だった。
まぁ、私はこの業務に就いてまだ1年そこそこ、この公演を担当するのもはじめて。
方や、相手のイベンターさんは何年もこの業務に携わってきてる人、さらにこの公演を何度もこなしてきている人。
でもって、本当のところこっちの味方のはずの営業さんが実はあっち側!(びっくりだよ、ほんと)
っていう事実もあるんだけど。
でも。それでもやっぱり、もっとちゃんとできたはずだと反省。
ほんとに反省。ここらへんはもっとどうにかしなくっちゃならない。




・・・・ここのところずーっと、仕事の悩みなんて、主に内部のことだったので、ちょっと新鮮。
いい意味での落ち込みようなので書き留めてとこう。

旅立つ人々

2005年6月12日
置いてけぼりのわたし・・・ってことではないと思うな。
素敵な旅になることを祈りたい心持ちです。



伊藤キムさんの「禁色」を観に行ってきた。世田谷パブリックシアター。
禁色って三島由紀夫の作品。今から46年前、これを題材に土方巽が踊り、センセーショナルを巻き起こしたそうな。(鶏を舞台上で締めたとか。もらったパンフに書いてあった)
そんな題材を敢えて選んだキムさん。また、このパフォーマンスを終わらせたら、世界一周の旅に出る決意もしてるらしい。
彼の今までの活動に一旦終止符を打つ、大切な作品になるのかな?って見る前から、観客側の私も覚悟を決めてたところがあったんだけど。
初っぱなからすごかった。真っ裸だった。男2人真っ裸で踊りまくってた。
あんまり多くは語らないけど(語れない・・・)、笑えたからよかった。
重い題材(三島由紀夫の作品であるということ、さらに舞踏の創始者が過去に踊ったということ)であることは変わらないのに、すっかりキムワールドになっていた。
でも。たぶん彼の表現したいところの半分も解らなかったんだろうな。
なにせ、眠気と戦ってたもんな!
照明の暗い舞台、単調な音楽に、時間の感覚がどんどん薄れていって。
あ〜!もったいないことしたなぁ。
それでも。解らないなりにも、楽しめたところはあったな。
男性2人で踊るっていうのが面白かった。ちょっと異様なふたりなんだけど、それがミステリアスというか、う〜ん、もっと危険な感じだったかな。
危うい関係性のふたり。全く予想がつかない。・・・それは自分にとって異性だったからなのか?違うのか。
そこらへんの謎が、一番引き込まれる要素になってた。
ちょっと、いろんな人の意見を聞いてみたい作品だった。
そんでもって、作品を見てみて、キムさんが旅立ちを決意したことが私なりに納得できた。



で、その後渋谷に出て、ご飯を食べた。リキューとかいお店。雰囲気がよかった。毎回各国の料理を紹介してるらしい。今回はスペイン料理。
おばんざいがおいしかったな。バレンシアってお酒はちょっと向いてなかった。



そんで帰ってきたらお久しぶりの友達から電話が。
長電話。いっしょにご飯を食べてた子と考え方がまるで逆な子。1日にいろんな意見を聞けて面白かった反面、どっちにも「それはあるね〜」って同調してる自分て?って思ってしまった。
ほんと、流されやすいんだもんなぁ。潔癖な人にちょっと憧れる。



キムさんもじきに旅立つことでしょう。
それより先に旅立つ人が・・・。
昨日は親友の旅立ちの日だった。カナダのトロントへ留学。
高校時代から留学したいって言ってた子だから、決断したって伝えられた時には自分のことのように嬉しかった。
あちらではじめての体験をいっぱいする予定らしい。
彼女にとって素敵な旅になるといいな〜。(そんでもって遊びに行けたらいいな〜)