春の祭典

2003年11月9日
昨日は↓で言ってたコンテンポラリーダンスを観に行ってきた。
演目はふたつ。「ヘリコプター」と「春の祭典」。
どちらも30分〜40分くらいの作品。
ぴよひこさん、あぶなかった。
ヘリコプター半分寝てた。
ヘリコプターの翼が回転する音に合わせて人が踊るんだけど。
暗闇に少し射すだけの照明。
パラパラパラパラパラ・・・・・・・。
これは眠くなるよー。
ほとんど覚えておりません!
でも。「春の祭典」。
これはすごかった。
本当に、すごかった!
圧巻!最後には泣いてしまった。
あまりに衝撃的で。心揺さぶられる体験だった。
観終わった後もグラグラ揺られっぱなし。
身体表現の可能性を垣間見たダンスだった。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」の音楽に合わせて、男性6名、女性6名で踊るのだ。
なんか、フランスらしい、とんちんかんな演出に笑いそうになることもあったんだけど。(←ぴよひこの勝手な偏見ですが。マニアックというか)
いきなり女の人がパンツ脱ぎ出したり。そのパンツを男性陣が拾ったり。
なんだこれー!?って思うシーンもあったんだけど。
それでも、踊るだけで人間の根源的な部分をさらけ出すように表現できてしまうことに衝撃を覚えました。
映画やその他のエンターテイメント(芸術)においてはいろいろな設定を用意して、その中でどうにか表現していくようなことが、音楽に合わせて人が踊るという行為だけで、こんなに色濃く表現できるなんて。
ここで引用。
「人は高い場所を目指さずにはいられません。ダンスとはまさにその願望の表現であり、不器用な身体に精神の高みに達する願望を吹きこみ、芸術と呼ばれる昇華作用を通して多様な表現を獲得します」
・・・・・たしかに。そういう営みなんだろうなーって、このダンスを観て納得できた。
(まぁ、生々しかったりするし、嫌悪感を抱いてしまう部分も多々あるけど。現代舞踊って。この作品もそういうところはなきにしもあらず。自分にとっては苦手な要素もあるな、って改めて気づかされたっていうのもあった)

http://www.francedanse03.jp/kprogram010.html
↑素晴らしかったので、貼ってみる。




今日したことは、選挙に行ったくらい。
だらだらしてた。